序章

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「袁紹殿か…」 孫堅の屋敷から出た郭嘉は、孫堅に言われた通りの黄色屋根の屋敷を目指していた。 (…足が重い、帰りたい、重い、帰りたい、帰りたい、帰りたい) 心の中では思っても死んでも口には出せない。 「意外と遠いですし、馬に乗ります?」 横には孫堅が手伝いとして付けた曹操のお気に入り、陸遜がぴったりと郭嘉に付いていたからだ。
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