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(変なことは出来ないな…、まぁしないが)
懐にしまってある酒を愛おしみ、優しく撫でる。
「この先我々を待ち受けているものは何なのでしょう…」
陸遜は遠い目で呟く。
久し振りの戦への不安、恐怖。
消え行く安泰。
「…大丈夫ですよ」
郭嘉は自分を励ます意味も含めて馴れない笑みを陸遜向けた。
「ですよね、我々なら。かつていがみ合った群雄達なら…」
強く拳を握ると、陸遜はそれを天へと上げた。
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