第二章

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「…卑弥呼よ、今回はこちらと友好の為に来たのでは無かったか」 こちらは旧日本軍陣営、軍議の真っ最中。 魔王、織田信長は耳かきをしながら問う。 「孫策と太史慈の章を見なかったので? 喧嘩、戦から友情を芽生えさせるのです」 卑弥呼は“孫策と太史慈”と書かれた冊子を信長に渡す。 信長は冊子を受け取ると、適当にパラパラと文を読む。 「これは……友情と言うよりは良き主従の関係ではないのか、卑弥呼」
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