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一度バックに戻ると、マサヤが走り寄ってきた。
「リクさん!スンマセンでした!」
「一回目は許してやる。次はねぇぞ。
とりあえず下ネタ言ってりゃウケた学生時代とは違うんだからな」
「はい!すぅあ~せんっしたぁ!」
結局、さっきのキレ姫にはno.5がヘルプで着くことになり、マサヤはキャッチに出て行った。
バックでサイレントにしていたケータイを確認すると、いつの間にかキレ姫からデコデコにアレンジされたデコメールが届いていた。
内容は、今着いたホストはまぁまぁだということ、店外デートしたいということ、そして愛してるをケータイ画面が埋まるほど。
しかし、リクは内容よりもあまりのデコメの凝り様に引いてしまった。
こんな短時間に、文字色、動く絵文字、背景、点滅、間に挟む思い切り胸を寄せた自分の写メ…。
怖ぇ…。
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