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マズい。彼女は週3で通う上客だ。
それに、今月の売掛は既に150万を超えている。
リクがマサヤに目線を送ると、マサヤは肩をビクッとさせて言った。
「すわぁ~せん💦お詫びに飲ませて頂きます💦」
マサヤは必死の形相で、タプタプと波打つ酒を飲み始めた。
「…ぐっ。…ングッ〓」
多分ここまでも大分飲まされていたのだろう。なかなか酒は減らない。
四分の一ほど飲んだところで、マサヤは突然立ち上がると、真っ青な顔でバタバタとトイレに走った。
忌々しげにヘルス嬢の彼女が呟く。
「ハイ最悪💢もうアタシ、この店来ないかんね💢💢」
静まり返る店内。
最悪の空気。
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