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「だから何?別に私は多少の危険なら慣れてるし、どうってことないわ!それにあの街を通らなきゃ他の場所に行けないでしょ!!
私はあんた達の用事につきあってやるほど暇じゃない。通らせてもらうよ」
瑠璃は男たちの横を通り過ぎようとするが、男たちに前に回り込まれ、なかなか前に進めない。
「それは俺たちも一緒だ。嬢ちゃんにばかり構ってやれないんでね……そんなに此処を通りたいなら俺等全員、倒して行きなっ!!」
男がそう言うと同時に、他の男たちがそれぞれの武器を手にし、瑠璃に襲いかかってきた。
「はぁ……めんどくさ……。あんたらどうなっても知らないからねっ!!」
瑠璃は心底めんどくさそうに自分の武器を手に取り、一番近いところにいる男の方へと走った。
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