序章 始まりは出会いから

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俺は都の中心を貫いている朱雀大路を歩き、とある場所に向かっていた。 もちろん仕事に向かうのだが、仕事云々よりも、全く違う事を頼まれそうな気がさっきからずっとしている。 それもかなりしんどそうな事を頼まれそうな気がするんだ。 俺の勘は、何故か昔から良く当たる。 それはもう自分に関係する小さな事ばかり。 それが凄く嫌なんだ。
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