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そんな話をしながら気づけば俺達はスタジオの前に着いていた。
「ここですか、プロデューサーさん?」
「ああ、そうだよ。色々なアイドルが練習する有名なところだから、設備は良いと思うよ」
俺は車の鍵を閉めた。
「なるほど…さっ、行きましょうよプロデューサーさん!ってわああ?」
バランスが崩れ前に倒れる春香。
「おっと!…ったく危ないぞ春香…」
それをなんとか横から支えると春香はあはは…と頭をかいた。
スタジオの中では歌ったりダンスをしたり、カメラワークの確認が出来たり、部屋の設備は多種多様だった。
「わ~!いろんな場所に部屋に設備に…凄いですね…」
「ああ、そうだな。春香、とりあえず予約してるのはボイストレーニングの部屋だからそこに行こう」
「はい!」
春香と共に向かうとそこはカラオケボックスの様な造りの部屋だった。
最も部屋は広いのだが。
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