アイドルプロデュース

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「じゃあ次はこれからの活動を決めようと思うんだけど…」 「活動…ですか?」 俺はうなずく。 社長から貰った紙が何枚かあったはずだ。 「…えーっと…まずは歌を決める…みたいだ。いわゆるデビュー曲って奴かな?」 「デビュー曲…か…」 「ん、どうした…あま…春香? 「いや、私なんかがそんな言葉聞けるなんて考えてなかったらちょっと意外なんです!」 春香はそう言って、立ち上がった。 「ま、まあまあ…春香は今765プロの唯一のアイドルなんだからさ、自信持って頑張れよ」 「は、はいプロデューサーさん!」 その後は二人でオーディションについての軽い打ち合わせをしたり衣装について考えたりしながら、楽しくコミュニケーションをとった。 話している間も春香はずっと微笑んでおり、ふと音無さんの言葉が頭をよぎった。
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