レッスンにて。

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「え!?本当ですか!?」 音無さんが奇声をあげる。 「…はい」 思わず苦笑した。 「ワイセツな事ってことは…つまり…」 音無さんがニヤリと笑う。 …あ…なんかスイッチ入ったかな? 「プロデューサーさんが…春香ちゃんに…あんなことや…こんなことを…デヘ…デヘヘ…」 「お、音無さん!?」 …だ、駄目だ…完全にアッチの世界に行ってしまってる…。 「おはよう、諸君」 「あ、社長、おはようございます」 そのタイミングで社長がやって来た。 「む?音無君が…君、何かしたのかね?」 「あ、いや…朝のニュースの事を言ったら…」 「朝のニュース…?何かあったのかね?」 社長は音無さんを見ながら問う。 …二人ともニュース見ようよ… 「○○プロダクションのプロデューサーがアイドル候補生にワイセツな行為をしてたとか…」 「な、何!?」 社長が机をバンと叩く。 「そうとなれば当然こちらも…うむ、良くやってくれたな」 「俺なにもしてないんすけど…つか音無さんどうするんです?」
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