あーさーだーよー!!

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あつ~い、夏の朝俺は気持ち良~く眠っていたわけなのだが、何故だか布団の中が暑いわけである。 「オイ、コラ!」 と俺がいうと、俺しかいないはずである布団がモゾモゾと動き出した。 「ん~、なぁ~にぃ~秋ち~ん」 相変わらずの、可愛いボイスだこと………おっと、本題に戻らなければ。 「ったく、何度言わせれば気が済むんだ。人の布団に入ってくるなっていつもいってるだろ?」 いつもの忠告を実の姉の桜にするわけだが……… 「え~、だってぇ~、秋ちんと寝たかったしぃ~」 このお方は、危ない事を言い出した。毎度のことだからいいんだけどさっ。いい加減一人で寝かせてくれんかな? とかぼやいていると
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