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「ねかせるわけないじゃない」
あれ?キャラ変わってないか?まぁ、いいか。
「暑くて眠れん」
まったく、このバカ姉は暑くないのだろうか?
っと、思っていると
「秋ちゃんは私のこと嫌いなの?」
でたっ!姉必殺の上目遣いだ。俺が言うのもなんだが、俺の姉である桜は、顔は可愛い方なのだ。
こんな目で見られたらたいていの男は参るだろう。
だが俺は違う。
「そのてにゃのらん、だからどいてくれ」
こんな感じであの悩殺上目遣いも俺の前では無意味だ。
「秋ちゃん………グスッ…ヒック……お姉ちゃんのこと嫌い?」
こんどは、上目遣い&涙目だ。
ック、こんな目つきには流石に対応できない
「嫌いじゃないけど………とりあえず、どいてくれ
」こんな暑い日に、布団の中に二人もはいっていると流石に死にそうだ………
「じゃあ…………お姉ちゃんにチューして」
は?ダメだこの姉は…重傷だ……
「姉なんかに俺のファーストキスを奪われてたまるかっ!」
俺の純潔な唇を実の姉に捧げるなどありえん!
「ファーストキスなんだ…………」
しまった!失言だった。
姉ちゃんの目がギラギラと光っている。
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