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まぁ、仁は香住にずっと話しかけてたみたいだけど無視されてたな
可哀想に…………
香住はずっと俺に話しかけてきてたけど無視されてましたね。
最終的には、話しかけてこなくなったけれど
かなり不機嫌そうだ………
とか思っていると、香住が話しかけてきた。
「ねぇ、何で無視するの?」
ん~、何でって言われてもなぁ~。
返答に困っていると仁が、変なことを言い出した。
「たぶん秋奈は香住ちゃんといるのがいやなんだよ」
何てことをしてくれたんだ…………そんなことを言うから香住が危ない笑顔でこちらを見てるじゃないか………
「秋くんは…………私といたくないんだぁ~」
まずい………このままだと、家に行ったあと帰れないパターンが有り得る。
「んなわけないだろ?俺が香住といるのがいやなら家に行ったりしねぇよ」
うん、我ながら良い感じの誤魔化しだ。
しかし、実は見破られているとはしらない俺は、大変なことになることを知る由もなかった。
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