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青年がユリウスのところに走ってきてベッドに倒れようとしたが…
バン!!
青年はピタ!っとすぐに動きを止めた
ユリウスが銃を持って銃口を上に上げて弾を撃っていたのだ
「おはようございます。アース」
ニコリと微笑んでユリウスが言う
「お、おはよ…ひ、姫?危ないから銃しまおう…」
アースと呼ばれた青年は冷や汗をかきながらユリウスに言う
「貴方が毎朝、ノックも声も掛けずに私の部屋に堂々と入るのが悪いんでしょう?」
黒笑いをしながらユリウスは銃をアースに向け“これ以上近付くな”と言うように向けていた
「ご、ごめん…明日はちゃんとノックして入るから…」
銃を向けられて焦るアース
貴方…明日になると忘れてますよね?
ため息をつきながら銃をしまう
「取り敢えず…姫、着替えよう♪俺、服を脱がすの手伝うから♪」
笑顔でユリウスに言うアース
だが、ユリウスはニコッと微笑みながら“そんなに死にたいの?”と黒いオーラを放っている
「すすすみませんでしたぁあぁ!!」
アースが逃げるようにしてユリウスの部屋を出て行った
「ふぅ…」
落ち着いたところで、ユリウスはベッドから離れ着替えをする
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