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「うぅ…姫って…俺のこと嫌いなのかなぁ…」   先程ユリウスの部屋にいたアースが大広間に来て誰かに話していた   「ボスに何かするからだろう…」 話し相手は20歳ぐらいの男性 アースより背が高く 冷静な大人の雰囲気をしている 黒い瞳はキリッとして黒髪はさっぱりとしている     ボスとはこの屋敷に住む主であり マフィアのボス それは…ユリウスのことだった   「何もしてない!俺はただ姫を起こしに行っただけだ!着替えを手伝うなんてしてない!」   言い切るアースだが   地雷踏んだな… 今あきらかに着替えを手伝おうとしていたな   と声に出そうとしたが辞めた   「やれやれ…困った奴だ」   そんなアースを男性は呆れていた
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