143人が本棚に入れています
本棚に追加
「うぅ…姫って…俺のこと嫌いなのかなぁ…」
先程ユリウスの部屋にいたアースが大広間に来て誰かに話していた
「ボスに何かするからだろう…」
話し相手は20歳ぐらいの男性
アースより背が高く
冷静な大人の雰囲気をしている
黒い瞳はキリッとして黒髪はさっぱりとしている
ボスとはこの屋敷に住む主であり
マフィアのボス
それは…ユリウスのことだった
「何もしてない!俺はただ姫を起こしに行っただけだ!着替えを手伝うなんてしてない!」
言い切るアースだが
地雷踏んだな…
今あきらかに着替えを手伝おうとしていたな
と声に出そうとしたが辞めた
「やれやれ…困った奴だ」
そんなアースを男性は呆れていた
最初のコメントを投稿しよう!