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「一体何の騒ぎですか!?」
そこに駆け付けたのはブラットよりも年下でアースとレイよりも年上の青年
紅い色をした髪は首まであり少したれ目な黒い瞳
ブラットとほぼ背は変わらない
「ファイ、何もありませんよ」
ユリウスはファイと呼ばれる青年に言う
「ぇ…ですが…」
見るからには壁に無数の撃った穴があり
後アースとレイが銃を手にして真っ青になり座り込んでいた
それにユリウスが持っている物騒なマシンガン…
「あれ…ボス、マシンガン使えました?」
ファイが首を傾げてユリウスに尋ねる
「いいえ、初めて使いました」
ニコリと微笑みを掛けて言う
「ブラット…何故ボスを止めなかったんですか?」
ファイはブラットを少し睨みつけて言う
ユリウスの隣にいながらもブラットはただユリウスのマシンガンで撃つ姿を見ていた
「ボスに見とれてた」
サラっと言う
「………ブラット」
初めから止める気のないブラットにファイは怒ることを呆れて忘れた
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