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あたしは、あの頃昼夜仕事をして、子供達を必死で育ててきた。
早い話しシンママってやつだ。生活は、決して楽じゃなかったがなんとか暮らしていけていた。
潤子はというと、家を捨て、八才も年下の男と同棲生活。当時借金は、400万近くはあっただろう。
甘い生活、愛する彼とのつかの間の幸せな日々を夢見て家庭を捨てた彼女に、借金という試練は消える事はなかった。
二人で、働いてもその殆どが、返済に消えていく。生活費が足りなくなるたびに、あたしにメールをしてくる。
何度か居留守を使って難をのがれたけど、とにかく普通の金銭感覚じゃない。
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