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私が10才の時に真ん中の妹が産まれました。
その頃だと思います。
家に毎日の様に借金取りが来るようになったのは。
最初の頃は催促も事務的に静かにされていたんですが、借金をしていたのは数社。
度々、滞るようになると圧力をかけてくるようになり、それでも行き詰まり払えない家では、借金取りが大声を上げ、扉を叩き両親に罵声を浴びせていました。
私は物心の付いていない妹に少しでも怖い思いをさせたくないと、精一杯遊びに夢中にさせようと頑張っていました。
それと伴い、小学校四年生の時に出来た円形脱毛症が、一向に治ることもなく中学に入りました。
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