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楓「お、お母さんがお父さん以外の他の男と…そんな…そんな…。」
そんな売女の滑稽な姿を見た私は浮気現場を目撃してしまった子供の様なセリフを言いながら二階にある私の自室へと走りだします。
希美「……待って!?待って楓ぇ!!!」
走り出した私の後ろから売女は声を大にして私の名を呼びつつ自らの服を着替え、浮気相手の男を家の外へ追い出す姿を二階の階段の上で確認した私はその場で立ち止まりました。
すると案の定、売女は私を追いかけに二階の階段へとやってきました。
希美「…楓、私の話を聞いて欲しいの…。」
楓(うるさい💢お父さんの心を裏切った汚らわしい売女め!言い訳なんて聞きたくもない!!!)
楓「……………。」
しかし、私は胸の内で精一杯の憎しみを抑えながら売女の言い訳を聞かなくてはいけません……。
……せめて“私の両手があの売女の体に届くまで”は…… 。
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