( ^ω^)の世界が壊れてしまったようです

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─アパート このアパートに二号室にツンは独りで住んでいる。 ( ^ω^)「ツン!大丈夫かお!?」 返事がない。 ドアを叩くも一向に返ってこない。 ドアノブを回すと鍵が開いていた。 ( ^ω^)「……?」 不審に思えて中に入る。 ブーンの目に映ったのは見たこともない男がツンを肩に乗せている姿。 ( ^ω^)「お前、ここで何をしているお」 ( ,_ノ`)「答える必要もないな、勇者よ。この女は戴いていくぞ……魔女への良い貢物になる」 ( ^ω^)「…お前は何者だお?」 ( ,_ノ`)「……私は闇だよ、少年。さらばだ、世界と共に消えてなくなれ」 そう言ってツンを抱き抱えたまま男は消えていった ( ^ω^)「……なッ?」 竜巻にアパートが飲み込まれ、闇へと吸い込まれた時、ブーンも同じく消えてしまったのだった。
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