1439人が本棚に入れています
本棚に追加
( ^ω^)「あぃつつ……ここは?」
気付いて目を覚ますと学校のグランドにブーンは居たのだった。
( ^ω^)「……お?」
竜巻の中心には先ほどにみた黒い魔物を何倍にした人型のものが居た。
「それ」はブーンに気付いたと見えてブーンへと手を伸ばす。
( ^ω^)「んぐぁ………………っ!」
万力に絞められるかのような痛みがブーンを襲う。
─嫌だ、このまま終わりたくなんてない。
( ^ω^)「うぉおぉおぉおおぉっ!!」
全身に力を込めて握り拳から抜けようとする。
ぶんっ…と思いっきり投げ飛ばされて地面に叩きつけられるブーン。
(;^ω^)「ぐっ…!」
身体中へ振動が痛く身体に響き渡る。
差し迫る巨大な影。
( ^ω^)「お前が何だか知らないけど……せっかく取り戻した平穏を渡す気なんざ全くないお!」
かつて勇者として戦っていた時の力など あのとき捨ててきた。
剣だってない。
それでも戦わなければならない。
世界の為に。
ツンの為に。
( ^ω^)「勇気と闘争よ!僕に力を!!」
最初のコメントを投稿しよう!