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「や、やめっ!」
「いいじゃん、もっとデカいのつっこまれてんだろ?」
「ひ、ひぅ、あ、んっ!」
出すまいとしているんだろうけど、出てしまう声に顔を歪める。逃げたくても逃げれない状態に悔しそうだ。俺だって悔しかったんだ。俺はずっと好きだったのに、頭脳は肉体が好きだと言った。ああ、ああ!どうしてどうして!俺もこいつを快感によがらせてやりたかったのに!
「やっ、じょ、ほう、やぁっ…!」
「イっちゃだめだから」
「あ、ああっ!?」
きつくこいつのものを握る。イけなくしてやった。それでも突き上げて、いつもは低い声が高く上がる。ああ、眼鏡をかけていなくたって美人だ。すごくほしい、けど、こいつの心は肉体のもんなんだ。
「っち…」
「あ、あああっ!」
「もうイっていいぜ」
肉体のもんって再確認したら無性に虚しくなってきた。握ってた手を離すと白濁が飛び出してくる。俺は外に出した。こいつが肩で息をしているのを見ながら、手錠を外す。それから抱きしめた。
「やめろ、情報屋」
「ちょっとだけ、このままでいさせてくれよ」
キミにはもう届かないから、せめて今だけ抱きしめさせて
091214
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