真実

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「なん…で…?」 輝はびっくりする。 「俺の血ー…必要なんだろ?だから、飲めよ。」 そう言って、俺はギュッと輝に抱き着いた。 「…っ。どうなったって知らねーからな。」 そう言って、輝はペロッと俺の首筋を舐める。 「んっ…。」 そしてー… ブツッ 「あぁっ…はぁっ…。」 輝の牙がうまり、俺の血を吸いはじめる。 「あぁっ…んぅ…。」 なん…か…変…な感じ… ゴクゴクと、輝が俺の血を吸っていくのがわかる 「あっ…やぁ…ひか…る」 さっきよりも、俺はギュッと輝に抱き着いた。 すると、吸い終えたのか、輝の牙がぬかれ俺の首筋を舐めた。 「ぁっ…ん。」 すると、輝の瞳は綺麗な碧にもどっていた。 「修弥…。」 ギュッと抱きしめられる 「ありがとう…。」 そう何度も言われた。 「輝ー…。」 もうすぐー… こいつと会って一日が過ぎようとしている。 俺ー… こいつのこと… ほっとけないー…。 輝のことを見る目が… いつの間にか、変わっていたー…。 ー…。 「そうだよ…。早く熟してー…。」 そして… 俺にちょうだい? .
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