狼と猫

2/33
前へ
/205ページ
次へ
「ー…や。」 「んん…。」 なに…? 「しゅ…や…。」 「んぁ…やぁっ…。」 だれー? 「おい!起きろ修弥!」 ガバッ! 「誰だ俺の睡眠妨害する奴わあぁぁー!」 俺は起こした奴の胸倉を掴む。 「あっ?奏司じゃん。…てめぇか、俺の睡眠妨害をした奴は、あぁ?」 はい、説明すると、今は学校。 昨日結局、輝の部屋に泊まった俺は、そのまま学校に来た。 …え?制服? それは洗濯して、すぐ乾いたから大丈夫だ。 輝と一緒に学校に行くつもりだったが、輝は用事ができたらしく「後から行く」と言っていた。 そんで…昨日、色々あって、眠い俺はせりチャン来るまで寝てたのに… とまぁ、だから今は睡眠妨害をした奏司の胸倉を掴んでいるわけでー… 「あぁっ?!お前があんな色っぽい声だすからだろっ?!//」 と奏司は赤くなりながら言った。 「は…?何言ってー…」 そんなやり取りをしていると、クラスの奴たちが、なんか抑えて出て行った。 「…ぁ?何、あいつらどこ行くの?」 「ったく、トイレだよ!この無自覚野郎っ!//俺も行くからはなせっ!」 そう言って、奏司もトイレに向かったー…。 「なんだ…?」 みんなしてツレション? まじで?(笑) .
/205ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3805人が本棚に入れています
本棚に追加