息子は正直

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そして俺は女に言った 「やっと2人っきりになれたね」 その瞬間俺の息子に衝撃が走り俺はまた地面に倒れ気絶していた。 気がついた時にはもう夜で俺以外誰もいなかった。 無言で立ち上がり息子の無事を確認した俺は周りをみてみた。 後ろは岩山で登るのは厳しそうだあとは木ばっかでここが森ってことぐらいしかわからなかった。しかし幸い東の方向に灯りがみえる距離はあまり無さそうだ。 行く事もないし灯りの方へと向かう事にした。 1時間は歩いただろうかどこかの村みたいだ。 もうすっかり灯りは消えており灯りがついてるのは宿屋ぐらいしかないようだ。 宿屋に入るとカウンターでおっちゃんが寝ていた。寝ていたおっちゃんを起こし寝ぼけ面のおっちゃんにカギをもらい部屋に行きさっきの女を思い出し儀式を済ませ風呂に入り疲れたせいか死ぬように眠った。 次の日あたたかくて柔らかい物を掴みながら起きた俺は目を疑った。 昨日の女が俺の息子を蹴った女が隣で寝ているのだ。 俺は朝立ちしてる息子を女の顔に近づけ儀式をしようとしているのだ。 我ながら変態だと思う。 いざ動かそうとした時女の目が開き数秒の沈黙のあと彼女が悲鳴をだした。 おれはとっさに女の口を塞ぎ「静かにしろ夜這いをお前がしようとしてた事はわかっている」 なぜか俺はまた殴られ床に倒れた。 人生とはなんなんだろう? 俺の人生が変わったのはきっとこの瞬間だ。 この瞬間がなかったら俺は何をしてたんだろう?想像もできない。 運命があるのなら神はなぜ俺にこの運命を選んだんだろう…
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