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きっと、もう
俺に話し掛けては
こないだろう
これで良かったじゃん
良かったんだよ
俺は家に帰り
ベットで俯せになって
なんで流れてるか
解らない涙を
必死で声を抑えて
流してた
次の日
いつも通りに
学校に行った
教室には
純の姿はなく
俺はホッとしながら
自分の席に向かった
春はいつもの奴らといて
俺を見つけると
こっちに向かってきた
「てめぇ!!!宏!!
純になんて言った」
いきなり胸倉を捕まれ
怒鳴られた
苦しい
「俺はな…お前と
いやお前らと
また馬鹿やりてぇ
だけだったんだよ」
何が
お前らとだよ
純がいなくなって
勝手に空中分解に
なっといて
んな事言うなよ
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