|ロ2|

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屋上のドアを開けると 話声が聞こえた 「いってーよ!!」 「大人しくしろや」 「いってーんだって」 「てめぇが悪ぃんだろ」 俺は人がいる事に 気づくとUターンして 屋上を出ようとした。 「おーい!!どこ行くんだ?」 はぁ? さっきまで離れたとこに 座ってた奴が俺の肩に 肩掛けしながら言った えっ 瞬間移動? 「ゆっくりしてけば?」 もう1人の方も俺の肩に 肩掛けしてきた 「いや、いいです」 逃れようとしてみるが 出来なかった 「ん?どーした、お前 泣きそうな顔しちゃって」 「お兄さん達が話 聞いてやるから」 んで強制的に 屋上の真ん中まで 連れていかれ座らされた 「俺は2年の庄野 秀。」 「同じく2年の江藤 戒だ。 お前は1年だろ?」 「1年の山本 宏です」 「OK!宏な!!で?」 秀先輩は「何があった?」 みたいに言った。 「いや、何もないです」 そんな今日初めて あった人に話すような 事じゃないし _
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