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ふぁあ
本当に今日は天気がいいな
放課後になり誰もいない
教室であくびをしてると
いきなり教室のドアが
勢いよく開いた
びっくりしてその方を
みると
春……
春は俺を見つけると一瞬だけ
気まずそうな顔をした
「宏…」
春…俺の事覚えてたんだ
「純が……
この町にいるんだけど」
多分、春も純に
声をかけられたんだろう
「知ってる」
俺は春の顔を見ずに言った
「なんで今頃になって
戻ってきたんだ?」
こっちが聞きたい
「宏は……あいつが
戻ってきてどう思った?」
どうって
「俺らは別々の道
進んでるんだから
今頃戻ってきた奴に
思う事なんてない」
なんで自分で言って
自分で傷ついてんだよ
「そうか。
お前はそうゆう奴だったな
俺は少し嬉しかったぜ」
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