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『うらぁぁぁあぁあ!!!!』
「うわーっ!!!!
…なんて言うと思いました?
なめないで下さい」
斬りかかってきた男達の攻撃を
器用にひょいひょい躱し、
逆に峰打ちで返していった
「わかりました?
もう女の子に言いがかり
つけるの止めて…」
絡まれていた娘の手をとり
引っ張り起こしたときに、
倒したはずの浪士が
晴菜に刀を振り下ろした
「馬鹿ですか?貴女は?」
聞き覚えのある厭味な言葉と共に
沖田の背中が見えた
「え…
な何しにいぃぃいらしたん
でしょーか?」
狼狽えながら質問を返すと
容赦なく浪士の右腕を
斬り落とした沖田は笑って応えた
「貴女を探しにきたんですよ?
わざわざね(怒」
自分は生きて屯所に帰れるのか
不安にかられる程、
清々しい微笑みだったとか…
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