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気付いたら涙が出ていた。
私は誰の手を求めているのか…
……誰かに呼ばれてる気がして目が覚めた。
『……な……はな?』
花『……ん……』
目の前に裕太がいた。
裕太『やっと起きたか……怖い夢でも見たか?お前泣いてた……なにがあった?』
花『……怖い……助けて……裕太~…』
裕太『大丈夫…花。俺がいるから。』
花『怖い……一人だけ置いてかれる…周りでみんながうちのこと見てて……怖い…みんな俺足のこと好きだから……うちが入ったら…壊れる………』
裕太『花…大丈夫…大丈夫だから。俺足のみんなは…花のこと心配してくれてる。……今日も五関君に呼ばれた後ね。みんなで花の今後について話してた。みんな花のこと考えてた。』
花『うちのため?…?』
裕太『花に何ができると思う?』
花『…俺足のため?』
裕太『そ。花にできることは……笑顔でいること。今日の楽屋で花…悲しい顔してた。五関君とか良亮の前では笑顔だったのに…俺らの前では……悲しい顔。メンバーはそれを望んでるのかな…?。花自信もそれを望んでない…そうだろ???』
花『ぅん。裕太…ありがとう。……』
裕太『ゥン。もう寝な。』
花『おやすみ。』
そのあと深い眠りについた。
眠りの続きを見た…
光に向かっていったら……手が見えた………
その手の持ち主……
裕太だった。
笑顔で笑いかけてくれた。
それから……
辺りに光が戻った。
眩しすぎて周りが見えない。
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