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「本当ですか?
もっと強くなれますか?」
と双羽に詰め寄った。
双羽はにこやかに微笑み頷いた
「今度試合するときは殺気も出して本気で殺すつもりで来なさいね?」
双羽はまだ沖田が完全に本気を出せていないのがわかり注意した
「はい‼
楽しみにしておきます🎵」
目をキラキラ輝かせて嬉しそうに頭を振った
双羽はクスリと笑うと隊士の方を見た
「さて、あなた達の番だけどなにぶん人数が多いから真ん中から別れた右にいる隊士は木刀を持って来なさい
武田も中に入って。」
呆然としていた隊士たちも双羽の言うことを聞き移動した
武田も逆らえず渋々移動した
「同じく実戦形式よ
隊士たちは各々の感覚や協力して双羽に向かいなさい。
一本取る降参するを負けとします。
また双羽は全員から一本とったら勝ちが決まります。
皆さん用意はいいですか?」
引き続き審判の綺梨が聞いた
皆が頷くと始め!!と声を張り上げた。
隊士たちは各々で双羽を狙うがまるで風に舞う蝶のようにスッとかわされてしまう
そして木刀で隊士の手や足脇腹を叩き確実に数を減らしていった
そのとき武田が双羽に向かい木刀を振ったが木刀で受け止められ双羽は早い足取りで進みながら武田を追い込み脇腹を取られて負かした
その後も連携して双羽を追い込もうとしたが見破られ試合を終わらせた
「試合終了!!
勝者、亜里双羽!」
近藤たちや見ている隊士たちは双羽のその軽やかに木刀を振る姿に見惚れていた
舞を舞っているような綺麗な所作に目が離せなかった
双羽は残った隊士たちを呼びまた試合を続け平隊士のすべてに勝つと沖田と土方と近藤以外の助勤と副長を呼んだ
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