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武装神姫-
MMS-Multi Movabel System と呼ばれる身長約15cm程の人型ロボットが、この時代には日常的に存在しており、人々の最も近くにいた。
その中で一般的なのが「神姫」と呼ばれる女性型MMSである。人と同じく心と感情を持つ彼女たちは、道具を使い、数々のオプションを換装し、様々な状況に対応し、持ち主である「マスター」をサポートしていた。
「う~む」銀次からの話を聞いた零迩は「信じられない」というような表情で銀次にこう言った。「その話が本当なら本物の「武装神姫」っていうのを見たいんだが。」
すると銀次は「ああ、いいぜ。今連れてきているからな。おい、ケット・シー!」そう言いながら銀次はバックを開けた、すると、
「んにゃあ、ギンジ、何の用?」
そう言いながら猫型の神姫がバックの中から出てきた。「ケット・シー、こいつが俺の親友の零迩だ、仲良くしてやってくれ。」
するとケット・シーは「あなたがギンジの言ってたレイジ?私は猫型神姫マオチャオのケット・シー、よろしく!」と、笑いながら言いつつ、「よいしょっと!」「お?」ジャンプして零迩の肩に乗った、そして、「ごろごろ♪」「うわわ!?」零迩の首筋に頬を擦り付けてきた。それを見ていた銀次は「ほう、どうやら気に入られたようだな。そいつ猫のように気まぐれなんでケット・シーが気に入る奴は少ないんだ。」
と、言いつつ、銀次はケット・シーを自分の肩に乗せ、こう言った
「なんならお前もコレを機会に神姫を一体買ってみたらどうだ?明日は俺は神姫センターに行くから付き合えるぞ。」
銀次がそう言うと、零迩は少し悩んでから、「よし!俺も神姫を一体買う!」
と言った
「決まりだな、じゃあ明日の朝10時に神姫センターの前な。」
「分かった、明日の前10時だな。」
「じゃあまた明日な、零迩。」
「じゃあね~レイジ。」
「ああ、また明日、銀次、ケット・シー。」
そう言ってそれぞれの帰路についた。
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