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翌朝。
「・・て、・ィ・」
「ぐ~、ぐ~」
「ぉきて、レィジ」
「ぐ~、ぐ~」
「起きろーっ!、レイジーっ!」
「うぼぁ!」
零迩は顔にもの凄い痛みを感じ、目を覚ました。
「やっと起きた?、レイジ。」
顔を上げ、よく見てみるとそこには、シールドの様な武器を持ったケット・シーがいた。
「ケット・、シー?なんで俺の部屋に?」
零迩は若干驚いた様子でケット・シーに聞いた。
するとケット・シーは、
「ふふふ、家の前で待ってたのにあんまり家を出るのが遅いからお起しに来ちゃった♪」
と、笑顔で言った。「まあそういうことだ」と、ちゃっかり床に座っていた銀次も答えた。
「勝手に人の部屋に入るなよ・・・・まあ寝坊の事はなにも言えんけど。」
零迩は疲れた表情でそう言った。
「ほれ、さっさと着替えて、早く神姫センターに行くぞ、外で待ってるから早くこいよ。」
「なるべく早くね~。」
そう言って銀次とケット・シーは部屋を出て行った。
10分後、
「はいはい、お待たせ。」
そう言いながら零迩は家から出てきた。「じゃあ行くか、神姫センターに。」
「レッツゴー!」
銀次はそう言うなり歩き出した。
「了解。」
零迩もそれに続いた。
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