始まりと終わり

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「……てよ………凉斗……起き……」 誰だよもっと寝かせてくれ 「まったく…入学式に遅刻していく気?」 入学式? ……そういえば今日は入学式じゃん 「ぅん…澪か」 目を開けるとそこには、幼なじみの島田澪の姿があった 「おはよう、やっぱり涼斗は私がいないとダメダメなんだから」 「ホント澪にはいつも感謝してるよ」 「ホント~?」 「ホントだよ」 「じゃあ今度駅前のクレープ屋でなんか奢ってよね」 駅前のクレープ屋ってかなりおいしいけど値段がちょっとな~ 「わかったよ」 まぁ澪に逆らうといろいろ怖いので大人しく従っておこう おっと自己紹介がまだだったな。 僕の名前な綾崎凉斗 どこにでもいる普通の学生です。 そして、さっきのが幼なじみの島田澪 活発でいつも明るい奴 家が隣でなおかつお互いの部屋が窓から行き来できる距離ということもあって毎日のように起こしてもらってる。 ちなみに彼女ではないからな、ここテストに出るからな。
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