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------凉斗視点---------
「お~い、凉斗~」
澪が呼んでるな、一体なんのようだ?
「なんだ?」
しぶしぶ席を立ち澪の所に向かう
「瑠璃っち、この人は私の幼なじみの綾崎 凉斗、んで凉斗、こっちは新川 瑠璃ちゃん」
「よろしく」
「………よろしく」
無口な子だな。
「……2人は付き合ってるの?」
突然瑠璃が聞いてきた
「///」
澪は何故か顔を赤くして俯いてる。
「付き合ってないし、ただの幼なじみだよ」
事実を伝えるオレ、冗談で「付き合ってる」なんて言ったら澪が暴走するからな
「そう………だよね…」
澪が何かを呟いた
「澪、今なんて言ったの?」
「何でもないよ」
明らかに動揺している
「そうか、ならいいや」
こうして澪や瑠璃と仲良く話しているうちに入学式の時間になった。
「そろそろ時間だから体育館に行くか」
「うん、そうしよ」
「…わかった」
こうしてオレ達3人は体育館に向かった。
……3人?
なにか忘れてる気が……まぁいいか
「完璧に忘れられてるな」
春人は一人悲しく体育館に向かうのだった…
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