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店員「店長~」
店員の一人…と言っても、一人しか居ないが、その一人が店長の所へやってきた。
店長「お、どうした」
店員「そろそろ給料を…」
まずい! 話を反らさなくてはっ!
店長「なぁ、それよりもこの店の名前『ほってり』から『グラスバード二丁目』にしねぇか?」
店員「いや、そんな事は別にどうでもいいんで、給料下さ…」
店長「まぁ、待て。お前もこの店が売れて無いのは分かってんだろ? んで、俺は思った訳よ。名前が悪かったってさ。だって『ほってり』って何かしっくりこねぇし、イメージも最悪だ、どん底だ。」
店員「いや、いいから給料下…」
店長「そして、今回思い着いた『グラスバード二丁目』ッ! これは完璧にしっくりくるし、何よりイメージがよ過ぎて、変えた日には馬鹿売れだ! ふふ、我ながら末恐ろしいぜ…!」
俺はフッ、と笑った。
あ、やべ、店員がキレる…(汗
店員「いいからさっさと給料出…」
?「待ちな、店長」
と、店員がキレる寸前で、カウンターの向こうにあるテーブルに座って居る一人の男が口を挟んだ。
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