Prologue
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くしゃくしゃな ただの紙切れにしか過ぎない。 だけど今も何よりも何よりも 重たくて。大切なもの。 走り書きで小さく書かれた、奮えた文字達。 『ごめんなさい』 ―ねぇ あたしが背負うべき罪は あなたが創った罰なの? それならどうして謝るの? 私はあなたを 赦せそうにないよ だからあなたも 私をどうか赦さないで 赦されてしまう事が 今は一番痛くて、何よりも怖い。
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