ちぇんじ!?

6/13
前へ
/23ページ
次へ
「ばか裕紀…」 「んだよ…それだけか。じゃあ、制服に着替えるぜ?」 「待ちなさいよ!わ…私が着替えさせるから!目を閉じなさい!」 ちっ…結局この展開かよ… 水玉のブ●ジャー期待してたのによ… って言ったら殺されるよな。 しかたなく目を閉じ、言われるように動いて制服に着替えた。 「ってかよ、その言い方やめようぜ?ゆらは俺だ。俺はゆらだ。だから、俺はこれから私…と言う…わ…」 「気持ち悪いっ!」 「ぐはぁ……!!」 鳩尾にグーッかよ… 自分の体傷つけて楽しいのかよ… ってさっきから傷一つつかないんだけどな… どんな鍛え方してんだ…? それはさておき、次はゆら(俺の体)の番。 上半身は許そう。 だが…下半身は…無理だ。 いくら恥ずかしくないとはいえ、年頃なんだから女の子には見られたくない。 「ゆら…目閉じろ」 「何?早く着替えないと時間ないんだから」 「って、待て!待て!」 「きゃぁぁぁ!何か…何か真ん中についてるよ!?こ…これ…」 「だぁぁぁ、だから言ったんだ!やめてくれ!まだ未使用なんだから!」 「…!!」 本に躓き、倒れかけた瞬間、トランクスに手がかかり… ズルリ… 世界が…時間が止まりました。 ゆらは完全に立ったまま気絶…。 俺は恥ずかしいからとりあえず制服を俺自身に着させた。 …最悪だ……
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

86人が本棚に入れています
本棚に追加