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見事にドロップキックが顔面にヒット…
「…今日は…水玉…か…よ…」
そのまま意識を失った。
失う寸前、ひどい言葉が聞こえた。
「キモい!ニヤニヤすんな、馬鹿裕紀!」
もういいや…今日休もう…
どれくらい意識を失っていたのかはわからないが、何故か今は台所に座らされていた。
しかも学生服を着ている。
俺は…着替えてないぞ?
「あら、裕紀。やっとお目覚めね♪早く食べないと遅刻するわよ?」
「……あの…」
裕紀の発した言葉を遮るように再び母さんは言う。
「早く食べてね?」
「…はい」
何故かわからないが学生服を着ていたので、急いでご飯を食べ、鞄を持って家を出た。
母さん…やっぱり怖いよな。
なんて考えて学校への道を歩いていると、朝のいつもの絡みが始まった。
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