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あーまぢ暑い…
結局、左右の腕はライバル?同士に占拠され、自分の鞄すら持てず、触れずだった。
今は公園。
あまりにも離れないので、落ち着かせる為に公園に来たのだが…
裏目だ。
さらに《ひぃとあっぷ》しやがった。
「いいこと?今日こそ決着つけてあげるわ!」
「望むところよ!」
おいおい…
頼むからやめてくれ…
「ひゃっほぉ!やれやれー♪どっちも頑張れー」
くそっ!阿保健一!!
煽ってどうする!
はぁ…疲れたや…もぉ…
諦めて勝負の行方を見守ることにしたのだが、
目を疑うような物をそれぞれが手に握っている。
裕紀は何度も目を擦って、よく見てみたが、それは変わらず握られている。
だぁーもぉ!
これ、止めなきゃ死者が出るぞ?
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