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文「うぅ……とっさに逃げてしまいました…
むむ…さすがの私もあの人に下着を渡すのは気がひけるんですよ…
これももう何回も言ってますか……
何に使われるかわかったモノじゃ…いやだいたいわかりますが……
まぁでもあの年頃の人間の場合…当然と言えば当然なのですが…」
？「何か悩みがあるのですか？」
文「……あなたは…」
穣子「穣子だよ」
文「あれ？
姉の静葉さんは？」
穣子「私だけだよ」
文「で、秋を司るあなたが何のようです？」
穣子「秋と言えば？」
文「盗撮の秋」
穣子「…………
勉強の秋、運動の秋、読書の秋
などたくさんあるけど
秋と言えばやっぱり食欲の秋だよね」
文「そうとも言いますね
（話変えられた…まぁどうでもいいですが）」
穣子「食欲…作物…実り…そう実る秋なのです」
文「何が言いたいのですか？」
穣子「実るとは恋にも言えること
ズバリあなたは恋をしているから悩んでるのよ
さぁ
悩める仔羊よ
秋を司る私に総てをはきたまえ」
文「…………」
穣子「恥ずかしがらないで
私に任せなさい
最近来たあの変態の殿方でしょう？」
文「………いえ
ツッコミすらいれる気もおきない内容でどうしようかと思ってた所です」
穣子「あら、そうなの？」
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