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勢いよく飛び出したのはいいが相手は飛行している
仮に走って追いついたとしても無意味なのである
神谷「にしても
空飛ぶ相手なんか……いや待て
確か神奈子さんが言ってたな
弾幕の次は飛ぶことだって
ってことは飛ぼうと思えば飛べるのか……」
―――――――
文「ここまで来れば大丈夫でしょう
というより
向こうは飛べないんですし
それにしても
まさか下着姿で追いかけてくるとは
さすがの私も目のやりどころがありませんよ」
「待 や ぇぇぇぇ っ!」
文「……気のせいでしょうかね」
「 ち がれぇぇぇぇぇぇっ!」
文「……………振り向いてみますか…」
神谷「待ちやがれぇぇぇぇぇぇっ!」
射命丸の振り向いた先には
さっき彼女の言っていた下着姿の者が空を駆け迫ってくる
そんな恐ろしい光景である
文「わぁ!
もはや変態とかストーカーとかそんなレベルじゃないですよ!
そこまで追いかけて来ますか!
それより飛べたんですね…」
神谷「飛べねぇとでも思ったのか!?
バカが!
気合いだ気合い!」
文「むむぅ……飛べたのですか…
……さすがに私も身の危険を感じますので
全力で逃げさせていただきます
私の能力は風を操る
つまり速さ
体力がないと噂のあなたにとって最悪でしょうね
それではごきげんよう!」
射命丸はさっそく自身の能力を使いその場から高速で離れる
幻想郷1という彼女の自称も伊達ではない
神谷「ハハハハハハハハハハハハハハ
新聞屋の情報網もさすがにつかめなかったか……俺の速さを!
付き合ってやる!
三秒間だけなぁ!」
スペルカード
存在 妖人神の理
神谷「axelup!」
にしても
こいつ
ノリノリである
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