にく欲と本物の愛の味わい方

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にく欲でも 追究すれば ちゃんと本物の愛を 感じる事が出来る 特に若いうちは にく欲 せい欲が 愛のすべてであり 愛を感じる すべてであったり 愛を確かめる すべてだと 勘違いしてしまうのも 愛を学ぶための 通過点だから 仕方が無いと思う 頭や心で いくら自分の思いを 思い描いても 実際に感じ取る力や 感じるためのセンサーが 経験を通して 磨かれない限り 現実の世界と 心の世界の ギャップは なかなか埋まらない にく欲に溺れ 求めすぎて 失い 失って 感情に飲まれて 相手を怨んだり 責めたり 自分を責めたり そして そんな喪失感や 絶望感の中で ふと頭で 考えるのをやめると 心の深~い所から こんこんと 熱~い思いが 込み上げてくる あぁ それが あなた自身が持つ愛だし 宇宙の愛から 流れ込む愛の泉 どこまでも果てしなく あふれだし あらゆるものを包み込み あらゆる愛と 共鳴しあう 愛を感じたいなら 理性は 常に先に走っては いけない たとえ転ぼうが 傷つこうが 体で 行動で あちこちぶつかりながら 実際に痛みを感じ その現実の痛みから 逃げずにいれば 心で感じた痛みの その奥にある 本当の意味を 頭にある 今までの経験や 知識を越えた所から 導き出してくれる 理性はただ それを書き記し 誰かに伝えるものであり 自らを律し 押さえるためのものでも 他人とバランスを 取るものでも無い
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