出逢い…

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俺と麗音が出逢ったのは高校1年の夏休みだった。麗音は吹奏楽部に所属していて、今は野球応援の練習で毎日学校に来ている。麗音は今時でいうギャル系の子達とは違っておとなしめで、清楚な感じの女の子だ。漆黒の髪に、透き通った白い肌。ピンク色に染まった唇。正に、『和の美女』と言ってもおかしくはない。そんな俺はアイツに惹かれていった。 俺の名前は綾小路玄(あやのこうじはるか)。野球部に所属している1年小僧だ。流石、スポーツの名門校だけあって練習がキツい。毎年、甲子園出場しているから当たり前か…。 野球を通して俺達が出逢ったのが、知り合うきっかけだった。
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