第三章

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迅は巨大な門がある所で立ち止まった。そこにはウェスペル学園と書かれた文字がある。 迅「ある程度でかいと思っていたが、まさかここまでとはな…普通の街二つ分ぐらいはありそうだな…。えと…確か学園長室に行けばいいんだったな。」 巨大な学園。普通に何もわからず歩いていれば道に迷うであろう広さ。その学園を学園長室に向かって勘だけで歩いていく。そして…学園長室と書かれた扉にたどり着いた。 迅「まさか、全く迷わずに来れるとはな。俺の勘もなかなか捨てたもんじゃないんだな。じゃあ入るか。一応ノックぐらいはした方がいいよな。コンコン、失礼します。」 ギィィィ…大きな扉を開いてすぐ目に入ったものは、巨大な熊のぬいぐるみ(?) 迅「なんで、こんなぬいぐるみが…っていうか、こんなぬいぐるみを買うようなやつって……なんかヤな予感がするな…」 ?「ウェスペル学園ようこそ、駿河 迅君。……いえ、『双翼の氷帝』さん。」
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