双翼の氷帝

プロローグ

魔人「こいつらよえーな。退屈凌ぎにもなんねぇ、一気に殺しちまおうぜ!」

兵隊「な、なんなんだこいつら…我等帝国兵が全く相手にならない。ここで皆殺されてしまうのか…」

いきなり現れた魔物達に全く対抗もできずに殺されていく兵士達。もはや死ぬ覚悟をし戦う気力もない。

？「おまえら！そんなことでどうする？！おまえたちは国民を守るために戦わなくてはならないんだ！もっと自分達に誇りをもって戦え！」

いきなり聞こえてきた声。そこまで大きい声ではないが、はっきりと耳に入って来る不思議な声。兵士達は皆、声のしたほうへ振り返った。