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兎は前より幾分か速く走っているようでした。 障害がない平らな廊下を走っているのに、少年は兎に追いつけません。 少年はニヤリッと唇を歪めました。 「敵が強ければ強いほど… 屈伏させる瞬間が気持ちいいってもんだろうが!!!!」 乾いた唇を舐める少年は、兎を食べようとしている肉食動物にしか見えません。 「ふぇぇ…もう許してくださいぃぃ」 意味もなく兎が許しを乞い、曲がり角に消えました。
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