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中の液体が溢れてテーブルを濡らします。 テーブルはみるみる縮んで、例のドアをくぐれるほどの大きさになりました。 「……だけど後悔しないのは何でかな」 少年は小さなドアを開けて、外を除き込みました。 僅かにですが、兎の耳らしきものが見えます。
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