6/6
前へ
/125ページ
次へ
「うん…いける…」 少年は小声で気合いを入れると、そのドアに爪先を突っ込みました。 そして勢いよく足を振り上げ 「うおりゃああああああ!!!!」 無理矢理ドアを広げてしまいました。 ガラガラと崩れ瓦礫と化した壁を避けながら、少年はドアの向こうの世界へと踏み入れたのでした。
/125ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加