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必ず夢は掴んでみせる。
その為に必死にあがいているんだ。
俺は必ずりやり遂げる。その自信もある。だってそうだろ?自信がなきゃ、とっくに諦めてるさ。ここまできたんだ。あと少しで手が届くんだよ。こんなところで諦めるわけにはいかない。
おまえに淋しい思いをさせてまで、俺はこの夢に賭けてるんだ。
おまえを独りにしてまで。
だから…、
もう少しだけ待っていてほしいんだ。
夢を掴むことができたら、おまえを必ず幸せにできるはずだから…。
こんなの、ただの俺の勝手な思い込みだけどな。
でも、自信はあるんだ。
おまえを幸せにする自信は。
もう少しだけ待っててなんて、俺の単なるワガママだよな。
それはわかってるんだ。
自分勝手なことだってことくらい。
だけど…。
だけど、どうしても諦められない。
これが、「俺」だから―
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